標準偏差 s ― 分散の平方根

s=√V。分散の単位を元に戻す標準偏差を、S→V→s の流れと、平方して戻す検算つきで自力で解けるようにします。

分散 V は、元のデータを2乗した単位のままです。単位をそろえて元に戻すため、平方根を取ったものが標準偏差 s です。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

先生、分散が出れば十分な気もするんですけど、まだ続きがあるんですかぁ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

分散 V は途中で2乗しているから、単位も2乗されているの。
長さ(mm)のデータなら V は mm²の世界ね。
元の mm に戻すために平方根 √ を取ったものが標準偏差 s よ。
式は s=√V。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

√って、2乗すると元に戻るやつだよね?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

そう。
V=4なら s=√4=2。
逆に2を2乗すると 2²=4=V。
ちゃんと元の V に戻るでしょう。

青木 澪(普段) 青木 澪

補足すると、標準偏差は平均と同じ単位で「平均からの標準的なばらつき幅」を表すので、いちばん実用的な指標です。

桃井 すみれ(笑顔) 桃井 すみれ

実際に手を動かしてみたいですぅ。

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

2,5,8でいきましょう。
平方和 S は18、n=3だったから、まず V=18÷(3−1)=9。
ここから s は?

日野 こむぎ(笑い) 日野 こむぎ

s=√9で…3だ!

青木 澪(普段) 青木 澪

検算すると、s²=3²=9=V となり分散に戻ります。
平方して戻せれば安心ですね。

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

そのとおり。
流れは S→V→s。
分散を出してから平方根、と順番で覚えるとミスしないわよ。

確認クイズ

不偏分散 V=16 のとき、標準偏差 s はいくらか。

  1. 2
  2. 4
  3. 8
  4. 16
こたえを見る

正解: 2. 4

正解は2。標準偏差は分散の平方根です。s=√V=√16=4。検算:4²=16=V となり、分散に戻ります。

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