分散 V は、元のデータを2乗した単位のままです。単位をそろえて元に戻すため、平方根を取ったものが標準偏差 s です。
先生、分散が出れば十分な気もするんですけど、まだ続きがあるんですかぁ?
分散 V は途中で2乗しているから、単位も2乗されているの。
長さ(mm)のデータなら V は mm²の世界ね。
元の mm に戻すために平方根 √ を取ったものが標準偏差 s よ。
式は s=√V。
√って、2乗すると元に戻るやつだよね?
そう。
V=4なら s=√4=2。
逆に2を2乗すると 2²=4=V。
ちゃんと元の V に戻るでしょう。
補足すると、標準偏差は平均と同じ単位で「平均からの標準的なばらつき幅」を表すので、いちばん実用的な指標です。
実際に手を動かしてみたいですぅ。
2,5,8でいきましょう。
平方和 S は18、n=3だったから、まず V=18÷(3−1)=9。
ここから s は?
s=√9で…3だ!
検算すると、s²=3²=9=V となり分散に戻ります。
平方して戻せれば安心ですね。
そのとおり。
流れは S→V→s。
分散を出してから平方根、と順番で覚えるとミスしないわよ。
確認クイズ
不偏分散 V=16 のとき、標準偏差 s はいくらか。
- 2
- 4
- 8
- 16
こたえを見る
正解: 2. 4
正解は2。標準偏差は分散の平方根です。s=√V=√16=4。検算:4²=16=V となり、分散に戻ります。