ヒストグラムの作り方 ― 度数分布表から柱へ

範囲→級数→区間幅→度数→柱。データのばらつきを見える化するヒストグラムを、作成手順に沿って一つずつ組み立てます。

たくさんのデータのばらつき方をひと目で見るために、区間ごとの個数を数えて柱状に並べたグラフがヒストグラムです。作り方には決まった手順があります。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

先生、数字がずらっと並んでても、さっぱり形が分からないんですけどぉ。

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

そういうときはヒストグラムよ。
データをいくつかの区間に分け、その区間に入る個数(度数)を数えて、柱の高さで表すの。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

作る手順ってあるの?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

あるわ。
まず全体の範囲 R を求めて、区間の数(級数)をだいたいデータ数の平方根くらいに決める。
次に区間の幅を決めるのよ。

青木 澪(普段) 青木 澪

補足すると、各データがどの区間に入るかを数えて度数分布表を作り、区間を横軸、度数を縦軸にして柱を描きます。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

区間の幅って、どう決めるんですかぁ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

範囲 R を級数で割ると、おおよその幅の目安になるわ。
きりの良い数に丸めると、表が見やすくなるの。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

なるほどね! 範囲を求めて、いくつに区切るか決めて、数えて、柱にするのか。

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

そのとおり。
手順は「範囲→級数→区間幅→度数を数える→柱を描く」。
この順番で作れば、山の形が見えてくるわ。
試験では作成手順の並べ替えが問われることもあるわよ。

確認クイズ

ヒストグラムを作るとき、最初に行う作業として適切なものはどれか。

  1. 柱を描く
  2. データの範囲 R を求める
  3. 度数を色分けする
  4. 平均を折れ線にする
こたえを見る

正解: 2. データの範囲 R を求める

正解は2。作成手順の最初は、最大値−最小値で範囲 R を求めることです。範囲をもとに区間数と区間幅を決め、度数を数えてから、最後に柱を描きます。

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