たくさんのデータのばらつき方をひと目で見るために、区間ごとの個数を数えて柱状に並べたグラフがヒストグラムです。作り方には決まった手順があります。
先生、数字がずらっと並んでても、さっぱり形が分からないんですけどぉ。
そういうときはヒストグラムよ。
データをいくつかの区間に分け、その区間に入る個数(度数)を数えて、柱の高さで表すの。
作る手順ってあるの?
あるわ。
まず全体の範囲 R を求めて、区間の数(級数)をだいたいデータ数の平方根くらいに決める。
次に区間の幅を決めるのよ。
補足すると、各データがどの区間に入るかを数えて度数分布表を作り、区間を横軸、度数を縦軸にして柱を描きます。
区間の幅って、どう決めるんですかぁ?
範囲 R を級数で割ると、おおよその幅の目安になるわ。
きりの良い数に丸めると、表が見やすくなるの。
なるほどね! 範囲を求めて、いくつに区切るか決めて、数えて、柱にするのか。
そのとおり。
手順は「範囲→級数→区間幅→度数を数える→柱を描く」。
この順番で作れば、山の形が見えてくるわ。
試験では作成手順の並べ替えが問われることもあるわよ。
確認クイズ
ヒストグラムを作るとき、最初に行う作業として適切なものはどれか。
- 柱を描く
- データの範囲 R を求める
- 度数を色分けする
- 平均を折れ線にする
こたえを見る
正解: 2. データの範囲 R を求める
正解は2。作成手順の最初は、最大値−最小値で範囲 R を求めることです。範囲をもとに区間数と区間幅を決め、度数を数えてから、最後に柱を描きます。