ばらつきの大きさを最も手軽に表すのが範囲 R です。最大値から最小値を引くだけで求まります。
先生、ばらつきって数字で出せるの?
いちばん簡単なのが範囲 R よ。
データの最大値から最小値を引く。
式は R=最大値−最小値ね。
引き算だけなら、わたしにもできそうですぅ。
やってみたいです。
じゃあ 12,15,18,22,25 でやってみましょう。
最大と最小はどれかしら?
最大は25で、最小は12です!
そう。
だから R=25−12=13ね。
この13が、広がりの大きさを表すの。
補足すると、範囲は計算が速い反面、最大値と最小値の2つだけで決まるため、極端な値(外れ値)の影響を受けやすい点に注意が必要です。
なるほどね! たった1個ヘンな値があると、Rが大きく出ちゃうのか。
そのとおり。
だから範囲は少数のデータの管理などで手軽に使い、詳しく見たいときは、あとで学ぶ平方和や標準偏差を併用するのよ。
確認クイズ
データ 8,14,10,20,16 の範囲 R はいくらか。
- 10
- 12
- 14
- 20
こたえを見る
正解: 2. 12
正解は2。最大値は20、最小値は8。R=20−8=12です。範囲は最大値と最小値だけで決まります。