管理図の基礎 — CL・UCL・LCLと3σ法で工程を監視

工程の安定を時間順に監視する管理図。中心線CLと上下の管理限界UCL・LCL、そして3σ法の考え方を学びます。

工程が安定しているかを時間を追って監視するのが管理図です。中心線と2本の管理限界線で、異常を早期に見つけます。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

管理図って、折れ線に線が3本引いてある図ですかぁ?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

よく気づいたわ。管理図は、工程が安定しているかを時間順に監視する図。
真ん中が中心線、上下に管理限界線があるの。

青木 澪(普段) 青木 澪

用語を整理します。
中心線がCL、上側の限界がUCL(上方管理限界)、下側がLCL(下方管理限界)です。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

その2本の限界線って、どうやって決めるの?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

平均を中心に、標準偏差の3倍ぶんを上下にとるのよ。
これを3σ法というわ。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

なんで3倍なんですかぁ?

青木 澪(普段) 青木 澪

工程が安定していれば、点のほとんど(約99.7%)が中心線±3σの中に収まるからです。
外に出れば異常の可能性が高いと判断できます。

日野 こむぎ(笑い) 日野 こむぎ

なるほどね! 車のスピードメーターで、赤い危険ゾーンに針が入ったら異常、みたいな感じか!

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

うまいたとえね。
管理図の目的は、原因のある異常なばらつきを、偶然のばらつきと区別して早く見つけることよ。

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

試験では『CL・UCL・LCL の意味』と『3σ法』が定番。
用語をセットで覚えてね。

確認クイズ

管理図の上方管理限界を表す記号はどれか。

  1. CL
  2. UCL
  3. LCL
  4. Cp
こたえを見る

正解: 2. UCL

正解は2。UCL=Upper Control Limit(上方管理限界)。CLは中心線、LCLは下方管理限界、Cpは工程能力指数で管理図の記号ではない。

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