計算したCpの値は、目安の基準と照らして『十分か・足りないか』を判定します。1.33と1.00という2つの区切りを覚えましょう。
Cp が計算できても、いくつなら合格なんですかぁ?
目安があるのよ。工程能力の判定は、Cp≧1.33 なら十分、1.00≦Cp<1.33 ならまずまずで要注意、Cp<1.00 なら不足、と考えるわ。
区切りは1.33と1.00の2つです。
まず1.33以上あれば余裕があり、1.00を下回ると規格を外れる製品が増えます。
1.00 と 1.33 って、なんで中途半端な数字なの?
1.00は規格幅とばらつき6sがちょうど等しい状態。
1.33はそこに少し余裕をもたせた値で、実務で目標にされることが多いのよ。
たとえば Cp=1.00 だったら、どう判断するんですかぁ?
1.00以上1.33未満なので『まずまずだが要注意』です。
合格ではあっても、ばらつきの管理を続ける必要があります。
じゃあ Cp=0.8 なら? …1.00より小さいから『不足』だね!
そのとおり。
不足なら工程改善が必要よ。
まずばらつき s を小さくする対策を考えるの。
試験では『1.33以上=十分』『1.00以上1.33未満=要注意』『1.00未満=不足』の3区分がそのまま問われるわ。
確認クイズ
工程能力指数 Cp=1.10 のときの判定として最も適切なものはどれか。
- 工程能力は十分である
- まずまずだが要注意である
- 工程能力が不足している
- 判定は不可能である
こたえを見る
正解: 2. まずまずだが要注意である
正解は2。1.00≦Cp<1.33 の範囲(1.10)は『まずまずだが要注意』。1.33以上なら十分、1.00未満なら不足と判定する。