現場の力で品質を高める代表的な取り組みがQCサークルです。その特徴である自主性と全員参加を押さえましょう。
先生、“QCサークル”って、あたしも聞いたことある! あれって何をするの?
身近に聞くわよね、こむぎさん。QCサークルは、同じ職場の少人数が集まって、自分たちの手で品質や仕事を良くしていく小集団活動のことよ。
同じ職場の、少ない人数で、なんですかぁ?
ええ。
第一線の職場で働く人たちが、ふだんの仲間と数人のグループをつくるの。
大事なのは、命令されてやるのではなく自主的に取り組むこと。
ここが大きな特徴よ。
補足すると、QCサークルは全員参加を基本とし、自己啓発・相互啓発を通じて能力を高めることも目的にしています。
じゃあ、やらされ仕事じゃないんですねぇ。
楽しそうなのぉ。
そうなの。
自分たちで身近な問題を選んで、QC手法を使って改善していくのよ。
小さな成功体験が、やる気と実力を育てるわ。
なるほどね! 自分たちで決めてやるから、身が入るってことか。
そのとおり。
QCサークルはTQM、つまり全社的な品質管理を支える現場の活動として位置づけられているの。
トップも活動を尊重し、支援することが求められるわ。
一方で、テーマは自分たちの職場に関わる身近なものを選ぶのが基本で、活動を通じて明るい職場づくりも目指します。
いい補足ね。
試験では“同じ職場の少人数が自主的に行う小集団改善活動”という定義がそのまま問われるわ。
確認クイズ
QCサークルの説明として最も適切なものはどれですか。
- トップが経営方針を全社に展開する活動
- 同じ職場の少人数が自主的に行う小集団改善活動
- 部門をまたいで品質やコストを管理する活動
- 製品を全数検査して不良を取り除く活動
こたえを見る
正解: 2. 同じ職場の少人数が自主的に行う小集団改善活動
正解は2。QCサークルは同一職場の少人数が自主的に取り組む小集団改善活動です。1は方針管理、3は機能別管理、4は検査です。