標準の種類と管理

技術標準と管理標準の違い、そして標準を定期的に見直し改訂する管理の考え方を学びます。

社内標準にも役割の違う種類があり、作りっぱなしでは役に立ちません。標準の分類と、見直しの大切さを学びましょう。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

先生、社内標準の中にも種類があるんですかぁ?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

あるわよ、すみれさん。
大きく二つに分けると、ものや技術の中身を決める技術標準と、仕事の進め方や役割を決める管理標準があるの。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

技術標準と管理標準…どう違うの?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

技術標準は、製品規格・材料規格・作業標準のように、何をどう作るかを決めるもの。管理標準は、業務の手順や責任・権限のように、どう仕事を回すかを決めるものよ。

青木 澪(普段) 青木 澪

補足すると、作業標準は技術標準側、たとえば購買手続きの規程などは管理標準側に整理されます。

桃井 すみれ(笑顔) 桃井 すみれ

中身のルールと、進め方のルールなんですねぇ。
分かってきましたぁ。

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

いいわね。
そしてもう一つ大事なのが、標準は見直しが必要だということ。
作った時点で最適でも、設備や材料が変われば合わなくなるでしょう?

日野 こむぎ(笑い) 日野 こむぎ

あー、古いマニュアルのまま使ってると、今のやり方と食い違っちゃうもんね。

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

そのとおりよ、こむぎさん。
だから定期的に、あるいは改善があったときに標準を改訂するの。
良くなったやり方を標準に反映し、全員のやり方に固定することを歯止めというわ。

青木 澪(普段) 青木 澪

一方で、守れない標準・実態に合わない標準は放置せず、速やかに見直すことが求められます。

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

そうね。
試験では“技術標準と管理標準の区別”“標準は見直して改訂する”がよく問われるわ。

確認クイズ

標準の種類と管理に関する記述として適切なものはどれですか。

  1. 作業の進め方や責任を定めるのが技術標準である
  2. 製品や材料の中身を定めるのが管理標準である
  3. 標準は一度作れば見直す必要はない
  4. 改善で良くなったやり方は標準に反映して歯止めをかける
こたえを見る

正解: 4. 改善で良くなったやり方は標準に反映して歯止めをかける

正解は4。良い改善は標準に反映し、歯止めで定着させます。1・2は技術標準と管理標準が逆、3は誤りで標準は定期的に見直します。

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