社内標準にも役割の違う種類があり、作りっぱなしでは役に立ちません。標準の分類と、見直しの大切さを学びましょう。
先生、社内標準の中にも種類があるんですかぁ?
あるわよ、すみれさん。
大きく二つに分けると、ものや技術の中身を決める技術標準と、仕事の進め方や役割を決める管理標準があるの。
技術標準と管理標準…どう違うの?
技術標準は、製品規格・材料規格・作業標準のように、何をどう作るかを決めるもの。管理標準は、業務の手順や責任・権限のように、どう仕事を回すかを決めるものよ。
補足すると、作業標準は技術標準側、たとえば購買手続きの規程などは管理標準側に整理されます。
中身のルールと、進め方のルールなんですねぇ。
分かってきましたぁ。
いいわね。
そしてもう一つ大事なのが、標準は見直しが必要だということ。
作った時点で最適でも、設備や材料が変われば合わなくなるでしょう?
あー、古いマニュアルのまま使ってると、今のやり方と食い違っちゃうもんね。
そのとおりよ、こむぎさん。
だから定期的に、あるいは改善があったときに標準を改訂するの。
良くなったやり方を標準に反映し、全員のやり方に固定することを歯止めというわ。
一方で、守れない標準・実態に合わない標準は放置せず、速やかに見直すことが求められます。
そうね。
試験では“技術標準と管理標準の区別”“標準は見直して改訂する”がよく問われるわ。
確認クイズ
標準の種類と管理に関する記述として適切なものはどれですか。
- 作業の進め方や責任を定めるのが技術標準である
- 製品や材料の中身を定めるのが管理標準である
- 標準は一度作れば見直す必要はない
- 改善で良くなったやり方は標準に反映して歯止めをかける
こたえを見る
正解: 4. 改善で良くなったやり方は標準に反映して歯止めをかける
正解は4。良い改善は標準に反映し、歯止めで定着させます。1・2は技術標準と管理標準が逆、3は誤りで標準は定期的に見直します。