仕事のやり方や決めごとを共通ルールにそろえるのが標準化です。国際規格から社内標準まで、標準の階層と意義を見ていきましょう。
先生、“標準化”って、そもそも何をそろえることなの?
仕事のやり方やものの決めごとを、みんなで守る共通のルールにすることよ、こむぎさん。
その共通ルールが標準で、標準を定めて活用することを標準化というの。
標準って、いろんな種類があるんですかぁ?
あるわよ。
適用する範囲で階層になっているの。
世界共通の国際規格、国ごとの国家規格、そして会社ごとの社内標準、という順に範囲が狭くなっていくわ。
補足すると、日本の国家規格が“JIS”、すなわち日本産業規格です。
国際規格にはISOやIECがあります。
JISって、あのマークのですねぇ! 日本の国家規格なんだぁ。
そうよ。JISは日本産業規格の略で、国が定める国家規格ね。
一方、自分の会社の中だけで使うルールが社内標準よ。
混同しないよう気をつけてね。
なるほどね! 世界、国、会社って、だんだん自分たちに近づいてくる感じか。
いい理解ね。
標準化をすると、やり方が統一されて品質が安定し、無駄も減るの。
誰がやっても同じ結果になるよう、標準化は品質管理の土台なのよ。
一方で、標準は現場に合っていなければ守られません。
実態に合った標準にすることが大切です。
そうね。
試験では“JISは日本の国家規格”“社内標準は会社の標準”の区別がよく問われるわ。
確認クイズ
規格・標準に関する記述として正しいものはどれですか。
- JISは会社ごとに定める社内標準である
- JISは日本の国家規格(日本産業規格)である
- 社内標準は世界共通の国際規格である
- 標準化をすると品質のばらつきは大きくなる
こたえを見る
正解: 2. JISは日本の国家規格(日本産業規格)である
正解は2。JISは日本産業規格で、国が定める国家規格です。1・3は階層の取り違え、4は逆で、標準化はばらつきを抑えます。