「どの問題から手をつけるか」を決めるのがパレート図です。項目を大きい順に並べ、累積比率の折れ線で重点を見抜きます。
パレート図って、棒グラフと折れ線がくっついてるやつですかぁ?
よく見てるわね。パレート図は、項目を大きい順に棒で並べ、累積比率を折れ線で重ねた図よ。
なんで大きい順に並べるの?
上位の少数項目が全体の大部分を占めることが多いからです。
これを重点指向と呼び、上位から対策すると効率がよいのです。
いわゆる80対20の考え方ね。
全体の8割の不良が、2割の項目から出ていることが多いの。
累積比率って、どう計算するんですかぁ?
たとえば不良が A=50件・B=30件・C=15件・D=5件で合計100件とするわ。
累積比率は上から足していくのよ。
計算すると、A だけで 50÷100=50%、A+B で 80÷100=80%、A+B+C で 95%、全部で 100% です。
つまり A と B の2つだけで8割! そこを直せば効くってことだね!
そのとおり。
試験では『棒は大きい順・折れ線は累積比率』という基本と、累積比率の計算が問われるわ。
確認クイズ
不良件数が A=50、B=30、C=15、D=5(合計100)のとき、上位2項目 A+B の累積比率はいくつか。
- 50%
- 65%
- 80%
- 95%
こたえを見る
正解: 3. 80%
正解は3。累積比率は上位から度数を足して合計で割る。A+B=50+30=80、80÷100=0.80=80%。ちなみに A+B+C=95%、全体で100%になる。