パレート図 — 大きい順の棒と累積比率で重点を見抜く

項目を大きい順に並べ累積比率を折れ線で示すパレート図。重点指向の考え方と累積比率の計算を数値例で学びます。

「どの問題から手をつけるか」を決めるのがパレート図です。項目を大きい順に並べ、累積比率の折れ線で重点を見抜きます。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

パレート図って、棒グラフと折れ線がくっついてるやつですかぁ?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

よく見てるわね。パレート図は、項目を大きい順に棒で並べ、累積比率を折れ線で重ねた図よ。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

なんで大きい順に並べるの?

青木 澪(普段) 青木 澪

上位の少数項目が全体の大部分を占めることが多いからです。
これを重点指向と呼び、上位から対策すると効率がよいのです。

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

いわゆる80対20の考え方ね。
全体の8割の不良が、2割の項目から出ていることが多いの。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

累積比率って、どう計算するんですかぁ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

たとえば不良が A=50件・B=30件・C=15件・D=5件で合計100件とするわ。
累積比率は上から足していくのよ。

青木 澪(普段) 青木 澪

計算すると、A だけで 50÷100=50%、A+B で 80÷100=80%、A+B+C で 95%、全部で 100% です。

日野 こむぎ(笑い) 日野 こむぎ

つまり A と B の2つだけで8割! そこを直せば効くってことだね!

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

そのとおり。
試験では『棒は大きい順・折れ線は累積比率』という基本と、累積比率の計算が問われるわ。

確認クイズ

不良件数が A=50、B=30、C=15、D=5(合計100)のとき、上位2項目 A+B の累積比率はいくつか。

  1. 50%
  2. 65%
  3. 80%
  4. 95%
こたえを見る

正解: 3. 80%

正解は3。累積比率は上位から度数を足して合計で割る。A+B=50+30=80、80÷100=0.80=80%。ちなみに A+B+C=95%、全体で100%になる。

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