重点指向とパレートの原理

限られた力を重要なものに集中させる重点指向。少数が全体の大部分を占めるパレートの原理(80:20)と、パレート図の活用を学びます。

限られた時間と人手で成果を出すには、何に力を注ぐかの見極めが要です。その考え方が重点指向であり、支えるのがパレートの原理です。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

先生ぇ、問題がたくさんあったら、ぜんぶ一度に直したくなりますぅ。

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

その気持ちは分かるけれど、力を分散させると成果が出にくいの。
だから重点指向という考え方があるのよ。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

重点指向って、大事なものから手をつけるってこと?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

そのとおり。
結果に大きく影響する少数の重要なものに絞って、集中して対策するの。
あれもこれもと欲張らないのがコツよ。

青木 澪(普段) 青木 澪

補足すると、その裏づけになるのがパレートの原理です。
少数の項目が全体の大部分を占める、という経験則ですね。

桃井 すみれ(あせる) 桃井 すみれ

少数が大部分…って、どういうことなんですかぁ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

たとえば不良の種類がたくさんあっても、上位のいくつかで不良全体の大半を占めることが多いの。
俗に80:20の法則とも言うわ。

日野 こむぎ(笑い) 日野 こむぎ

なるほどね! お店の売上も、人気の数品目でほとんど稼いでたりするもんね!

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

まさにそれよ。
上位の項目を見つけるにはパレート図が役立つの。
多い順に棒グラフで並べれば一目瞭然ね。

青木 澪(普段) 青木 澪

一方で、件数は少なくても重大な影響を及ぼす項目もあります。
単純な多い少ないだけでなく、影響の大きさも見て重点を決めます。

確認クイズ

重点指向の考え方として最も適切なものはどれか。

  1. すべての問題に均等に力を配分する
  2. 結果への影響が大きい少数の重要項目に集中する
  3. 件数の少ない項目から順に対策する
  4. 対策せずに現状を維持する
こたえを見る

正解: 2. 結果への影響が大きい少数の重要項目に集中する

正解は2。重点指向は、結果に大きく影響する少数の重要項目に絞って集中的に対策する考え方。パレートの原理がその裏づけとなる。

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