品質を良くするための活動が品質管理です。ここでは品質管理(QC)とは何か、そして全社的な取り組みであるTQMとの関係を押さえます。
先生! そもそも「品質管理」って、検査して不良品をはじくことなの?
それは一部にすぎないわ。品質管理とは、お客様の要求に合った品質の製品やサービスを、経済的に作り出すための手段の体系のことよ。
けいざいてきに…? むずかしい言葉なんですねぇ。
つまり、ムダなくお金をかけすぎずに、良い品質を実現するということね。
検査だけでなく、企画や設計、製造まで含めて考えるのよ。
補足すると、品質管理は英語のQuality Controlを略してQCと呼ばれます。
QC検定の「QC」もこれですね。
なるほどね! じゃあ「TQM」ってのは何が違うの?
TQMは総合的品質マネジメントのこと。
品質管理を一部の部署だけでなく、経営全体・全部門で進める考え方なの。
会社みんなでやるってことなんですかぁ?
そのとおり。
経営者から現場まで全員で、経営の質そのものを高めていくの。
QCがTQMへと発展してきた、と捉えるといいわ。
一方で、QCは手段の体系そのもの、TQMはそれを全社的な経営の仕組みへ広げたもの、と位置づけを分けて理解すると混乱しません。
確認クイズ
TQMの説明として最も適切なものはどれか。
- 製造現場だけで行う検査活動
- 品質管理を全社的・経営全体に広げた取り組み
- 統計だけを使う分析手法
- 不良品を市場から回収する活動
こたえを見る
正解: 2. 品質管理を全社的・経営全体に広げた取り組み
正解は2。TQM(総合的品質マネジメント)は、品質管理を一部門にとどめず全社的・経営全体で進める取り組みである。