QC検定の学習は「品質とは何か」を押さえるところから始まります。ふだん何気なく使う言葉ですが、品質管理では意味をきちんと区別して使います。
先生ぇ、そもそも「品質」って、なんのことなんですかぁ?
いい質問ね。
品質とは、製品やサービスが要求品質をどれだけ満たしているか、その良し悪しのことよ。
お客様の求めるものに合っているかどうか、が出発点なの。
へぇ〜! じゃあ、お店で売ってるお弁当なら「おいしい」とか「安全」とかが品質なの?
そうよ。
しかも品質は二つの面で見るの。
設計の目標として狙ったねらいの品質と、実際に作った結果であるできばえの品質ね。
補足すると、ねらいの品質は設計品質、できばえの品質は適合の品質とも呼ばれますね。
設計どおりに作れているかを見るのが後者です。
うぅ〜ん、狙った品質と、できあがった品質は、ちがうことがあるんですかぁ?
そうなの。
設計は良くても、作る段階でばらついてしまえば、できばえは落ちるわ。
だから両方を管理する必要があるのよ。
なるほどね! ところで、お客様が「あって当たり前」って思う品質もあるよね?
ええ。
満たされて当然の当たり前品質と、あると嬉しい魅力的品質という分け方もあるの。
3級では言葉に触れておけば十分よ。
一方で、当たり前品質は不足すると強い不満につながる点が特徴です。
あって当然だからこそ、欠けたときに目立つのですね。
確認クイズ
「ねらいの品質」を表す説明として最も適切なものはどれか。
- 実際に製造された製品の品質
- 設計の目標として狙った品質
- 検査で不良と判定された品質
- お客様が使用中に感じた品質
こたえを見る
正解: 2. 設計の目標として狙った品質
正解は2。ねらいの品質は設計品質のことで、設計の目標として狙った品質を指す。実際に作った結果はできばえの品質(適合の品質)である。