見える化(目で見る管理)

問題や状態を誰の目にも見える形にして、異常に素早く気づき対応する見える化。身近な例とともに、その目的と手段を学びます。

問題は、隠れていると気づけません。誰の目にも状態が分かるようにする工夫が見える化です。異常に素早く気づくための管理の基本です。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

先生、「見える化」って、最近よく聞くけど何なの?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

見える化は、目で見る管理とも言うわ。
問題や状態を誰にでも見えるようにして、異常にすぐ気づけるようにすることよ。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

見えるようにするって、具体的にはどうするんですかぁ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

たとえば、進み具合をグラフにして掲示したり、異常が起きたらランプで知らせたりね。
数字や状態を目に見える形にするの。

青木 澪(普段) 青木 澪

補足すると、工場では異常を知らせる表示灯を使うことがあります。
誰が見ても今の状態が分かる、というのが見える化の要点ですね。

日野 こむぎ(笑い) 日野 こむぎ

なるほどね! あたしのバイト先も、在庫が少なくなったら札を立てるよ。
あれも見える化なの?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

立派な見える化よ。
札という目印で、補充のタイミングが誰にでも分かるでしょう。
特別な設備がなくてもできるの。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

見えるようになると、なにが良くなるんですかぁ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

異常や遅れにすぐ気づいて、早く手を打てるの。
問題が小さいうちに対応できるから、大きな不良になる前に防げるのよ。

青木 澪(普段) 青木 澪

一方で、掲示するだけで見て手を打たなければ意味がありません。
見えた異常に必ず対応することまで含めて見える化です。

確認クイズ

見える化(目で見る管理)の目的として最も適切なものはどれか。

  1. 問題を目立たないように隠すこと
  2. 異常や状態を誰にでも見える形にし素早く対応できるようにすること
  3. 検査の回数を減らすこと
  4. 作業者を評価して順位づけすること
こたえを見る

正解: 2. 異常や状態を誰にでも見える形にし素早く対応できるようにすること

正解は2。見える化は、問題や状態を誰にでも見える形にして異常にすぐ気づき、早く対応できるようにする管理の考え方である。

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