問題の本当の姿は、机の上の報告だけでは分かりません。実際の場所へ足を運び、実物を見て確かめる。その姿勢が三現主義です。
先生ぇ、「三現主義」って、三つの何かがあるんですかぁ?
そうよ。三現主義は、現場・現物・現実の三つの「現」を大事にする考え方なの。
現場・現物・現実…それぞれ何を指すの?
現場は問題が起きている実際の場所、現物は実際のもの、現実は実際に起きている事実そのものよ。
補足すると、報告書や伝聞だけで判断せず、自分の目で確かめることを重視します。
実際に見ると、報告と違う点に気づくことも多いです。
わざわざ見に行かなくても、聞けばわかりそうなのに…だめなんですかぁ?
聞くだけでは、大事な事実が抜け落ちることがあるの。
現場に立てば、音やにおい、周りの状況まで分かる。
それが原因究明の手がかりになるのよ。
なるほどね! あたしも、電話で聞くよりお店に行った方が状況わかるもん!
まさにそれよ。
現場・現物・現実の三つをそろえて確かめる。
これが正しい判断への近道なの。
一方で、見に行った事実もデータとして残すことが大切です。
確かめて終わりにせず、記録して次につなげます。
確認クイズ
三現主義が指す三つの「現」の組み合わせとして正しいものはどれか。
- 現在・現金・現物
- 現場・現物・現実
- 現状・現象・現地
- 現役・現場・現実
こたえを見る
正解: 2. 現場・現物・現実
正解は2。三現主義は現場・現物・現実の三つ。実際の場所で実際のものを見て、実際に起きている事実を確かめる考え方である。