事実に基づく管理(ファクトコントロール)

勘や経験だけでなく、事実であるデータをもとに判断する事実に基づく管理。データで語ることの意味と前提を身近な例で学びます。

「たぶん大丈夫」「いつもこうだから」。こうした思い込みは、判断を誤らせます。品質管理では、事実つまりデータをもとに判断します。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

先生、仕事って、経験とカンでどんどん進めちゃダメなの?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

経験も大切だけれど、それだけに頼るのは危ういわ。
品質管理では事実に基づく管理が基本なの。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

じじつって…つまり、本当にあったことなんですかぁ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

そうよ。
思い込みではなく、実際に測った数字などのデータをもとに判断し、管理することね。
英語でファクトコントロールとも言うわ。

青木 澪(普段) 青木 澪

補足すると、勘や経験だけの判断は、人によって結論が変わりがちです。
データで語れば、誰が見ても同じ根拠で話し合えます。

日野 こむぎ(笑い) 日野 こむぎ

なるほどね! 「なんとなく増えた気がする」より「先月より2割増えた」の方が説得力あるもんね!

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

そのとおりよ。
数字にすれば、比べたり、傾向を見たりできる。
感覚だけでは見えないものが見えてくるの。

桃井 すみれ(びっくり) 桃井 すみれ

でも、データがまちがってたら、どうなるんですかぁ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

いいところに気づいたわね。
だから、正しく測り、正しく集めることが前提なの。
あいまいなデータでは正しい判断はできないわ。

青木 澪(普段) 青木 澪

一方で、データは目的に合ったものを取ることが大切です。
関係のない数字をいくら集めても、判断の役には立ちません。

確認クイズ

事実に基づく管理(ファクトコントロール)の説明として最も適切なものはどれか。

  1. 経験と勘だけで判断すること
  2. 事実であるデータをもとに判断・管理すること
  3. 上司の指示だけに従うこと
  4. 多数決で品質を決めること
こたえを見る

正解: 2. 事実であるデータをもとに判断・管理すること

正解は2。事実に基づく管理は、勘や経験だけに頼らず、事実であるデータをもとに判断し管理する考え方である。

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