良い結果が出たとき、それは狙って出したものでしょうか、たまたまでしょうか。結果だけでなく、そこに至る過程に目を向けるのがプロセス重視です。
先生、良い結果が出たなら、やり方はどうでもいいんじゃないの?
気持ちは分かるけれど、それは危ういわ。
品質管理ではプロセス重視といって、結果を生み出す過程にも目を向けるのよ。
プロセスって…作るまでの、やり方のことなんですかぁ?
そうよ。プロセスは、結果に至るまでの仕事の進め方や手順のこと。
良い結果を続けて出すには、良いプロセスが欠かせないの。
補足すると、たまたま良い結果が出ても、過程がばらついていれば次も良いとは限りません。
過程を安定させてこそ、結果も安定します。
なるほどね! いいカレーが作れても、分量を測ってなかったら、次は同じ味にならないもんね!
まさにそれよ。
手順や分量というプロセスを整えておけば、誰が作っても安定した味になるでしょう。
じゃあ、悪い結果が出たときも、プロセスを見るんですかぁ?
そうなの。
結果だけを責めても再発は防げないわ。
どのプロセスに問題があったかを見て直せば、次から良くなるのよ。
一方で、結果を見ないわけではありません。
結果で良し悪しを確かめ、その原因をプロセスにさかのぼって改善する、という両輪です。
確認クイズ
プロセス重視の考え方として最も適切なものはどれか。
- 結果さえ良ければ過程は問わない
- 結果を生み出す過程に着目して管理・改善する
- 過程だけを見て結果は確認しない
- 個人の責任追及を最優先する
こたえを見る
正解: 2. 結果を生み出す過程に着目して管理・改善する
正解は2。プロセス重視は、結果だけでなくそれを生み出す過程に着目する考え方。良いプロセスが良い結果を安定して生む。