ものづくりの出発点を、お客様に置くか、作り手に置くか。この違いを表す言葉がマーケットインとプロダクトアウトです。
先生、「マーケットイン」って、なんだかカッコいい言葉だけど何なの?
マーケットインは、お客様や市場が求めるものを第一に考えて、製品やサービスを作る考え方よ。
じゃあ、反対の言葉もあるんですかぁ?
あるわ。プロダクトアウトね。
こちらは作り手の都合や、持っている技術を優先して作る考え方なの。
補足すると、プロダクトアウトは「作れるものを作って売る」、マーケットインは「求められるものを作る」と言い換えられます。
なるほどね! お客様がほしいものを作るのがマーケットインってことか!
そのとおり。
品質管理では、お客様の要求を出発点にするマーケットインの考え方が基本になるのよ。
じゃあ、プロダクトアウトは、いけないことなんですかぁ?
一概に悪いとは言えないわ。
作り手の技術から新しい価値が生まれることもあるの。
でも、お客様のニーズを無視すると、売れないものを作ってしまう危うさがあるわね。
一方で、大切なのはお客様の求めるものを的確につかむことです。
要求を思い込みで決めず、事実として把握する姿勢が問われます。
確認クイズ
マーケットインの考え方として最も適切なものはどれか。
- 作り手の技術や都合を最優先して作る
- お客様・市場の要求を第一に考えて作る
- 在庫を売り切ることを最優先する
- 価格だけを基準に作る
こたえを見る
正解: 2. お客様・市場の要求を第一に考えて作る
正解は2。マーケットインは、お客様や市場の要求を第一に考えて製品・サービスを作る考え方。作り手優先のプロダクトアウトと対になる。