問題への手の打ち方には「是正処置」と「予防処置」があります。再発防止と未然防止、この二つの言葉を軸に、混同しやすい両者をきちんと区別しましょう。
先生ぇ、「是正処置」と「予防処置」って、どう違うんですかぁ?
ここは混同しやすいところね。是正処置は、すでに起きてしまった不適合の原因を取り除いて、同じことが再び起きないようにする処置。
つまり再発防止よ。
補足すると、是正処置は起きたことへの対応で、原因を除去する点が単なる応急処置とは異なります。
なるほどね! 「焦がしちゃった」原因を調べて、二度と焦がさないようにするのが是正処置か。
そのとおり、こむぎさん。
一方で予防処置は、まだ起きていない潜在的な原因を見つけて取り除き、発生そのものを防ぐ処置よ。
これが未然防止ね。
まだ起きてないのに手を打つんですかぁ?
ええ。
「このままだと将来トラブルになりそう」という芽を、早めに摘んでおくの。
一方で、応急処置は原因を除かずその場をしのぐだけなので、是正処置とは区別します。
是正処置は起きたことの再発防止、予防処置はまだ起きてないことの未然防止、だね!
よくまとまったわ。
再発防止と未然防止、この二つの言葉で区別すると覚えやすいわね。
是正は再発防止、予防は未然防止、ですねぇ。
そのとおり。
試験では、是正処置と予防処置を入れ替えた選択肢が出るから、しっかり区別してね。
確認クイズ
是正処置と予防処置の説明として正しいものはどれですか。
- 是正処置は未然防止、予防処置は再発防止である
- 是正処置は再発防止、予防処置は未然防止である
- 是正処置も予防処置も応急処置と同じ意味である
- 予防処置はすでに起きた不適合の原因を除去する処置である
こたえを見る
正解: 2. 是正処置は再発防止、予防処置は未然防止である
正解は2。是正処置はすでに起きた不適合の原因を除去する再発防止、予防処置はまだ起きていない潜在原因を除去する未然防止です。選択肢1は両者を取り違えています。