検査の対象すべてを調べる「全数検査」と、一部だけを抜き取る「抜取検査」。それぞれの長所・短所と使い分け、そして破壊検査との関係を学びましょう。
先生ぇ、全部を検査するのと一部だけ検査するの、どう違うんですかぁ?
いい着眼点ね。
すべての品物を検査するのが全数検査、ロットから一部を抜き取って検査するのが抜取検査よ。
補足すると、全数検査は不良の見逃しが少ない反面、時間と費用が多くかかります。
なるほどね! あたしがケーキを100個作って全部味見したら、全部食べちゃって売り物がなくなっちゃう!
ふふ、まさにそこよ、こむぎさん。
味見のように壊して調べる破壊検査には全数検査は使えないの。
全部壊したら売る物が残らないでしょう。
あぁ〜、だから破壊検査は抜取検査なんですねぇ!
そのとおり。
抜取検査ならロットの一部だけを調べるので、時間も費用も少なく、破壊検査にも向いているわ。
一方で、抜取検査は全数を見ないため、合格したロットにも不良が混ざる可能性が残ります。
全数検査は安心だけど大変、抜取検査は楽だけどちょっとリスクあり、って感じか!
そう、それぞれ長所と短所があるの。
試験では「破壊検査は抜取検査で行う」「全数検査は見逃しが少ないが時間・費用がかかる」という点がよく問われるわ。
確認クイズ
全数検査と抜取検査に関する説明として最も適切なものはどれですか。
- 破壊検査は全数検査で行うのが原則である
- 抜取検査はロットから一部を抜き取り、ロット全体の合否を判定する
- 全数検査は時間も費用もまったくかからない
- 抜取検査では不良が混ざる可能性は一切ない
こたえを見る
正解: 2. 抜取検査はロットから一部を抜き取り、ロット全体の合否を判定する
正解は2。抜取検査はロットから一部を抜き取ってロット全体の合否を判定します。破壊検査は品物を壊すため全数検査に向かず、抜取検査で行います。