検査で確かめるのではなく、工程そのもので品質を保証する。それがプロセス保証の考え方です。工程の実力を測る工程能力調査とあわせて学びましょう。
先生ぇ、「プロセス保証」って品質保証と何が違うんですかぁ?
いい疑問ね。プロセス保証は、一つひとつの工程で品質を作り込み、良い結果が確実に得られるようにすることよ。
結果を検査で確かめるのではなく、プロセスそのもので品質を保証する考え方なの。
補足すると、良い結果が「たまたま」ではなく「いつも」得られるように、工程を作り込むのがポイントです。
なるほどね! 検査でハネるんじゃなくて、そもそも良い物ができる工程にするってことか。
そのとおり。
そのために行うのが工程能力調査よ。
その工程が、要求される品質をどれだけ満たせるかを調べるの。
工程能力って、工程の実力みたいなものですかぁ?
いい言い方ね。
まさに工程の実力、工程能力はばらつきの小ささを表すものよ。
能力が足りなければ、工程を改善する必要があるわ。
一方で、工程能力が十分なら、検査を減らしても安定して良品を作れる、という判断につながります。
工程の実力を測って、足りなきゃ直す。
あたしのオーブンの温度が安定してるか調べる感じだね!
面白い例えね、こむぎさん。
工程能力を把握して、確実に良品を作れるようにするのがプロセス保証よ。
各工程で品質を作り込む、ですねぇ。
覚えましたぁ。
ええ。
試験では「プロセス保証は各工程で品質を作り込む」「工程能力調査で工程の実力を確認する」という点が問われるわ。
確認クイズ
プロセス保証の考え方として最も適切なものはどれですか。
- 最終検査だけで品質を確認すればよい
- 各工程で品質を作り込み、良い結果を確実に得られるようにする
- 不良が出てから原因を探せば十分である
- 品質は運によって決まるものである
こたえを見る
正解: 2. 各工程で品質を作り込み、良い結果を確実に得られるようにする
正解は2。プロセス保証は各工程で品質を作り込み、良い結果を確実に得られるようにする考え方です。工程能力調査で工程の実力を把握し、不足なら改善します。