新製品の品質は、設計の段階で大きく決まります。設計内容をみんなで審査し、問題を早く見つける活動がデザインレビュー(DR)です。その目的を確認しましょう。
先生ぇ、「デザインレビュー」ってデザインを見る会議ですかぁ?
近いけれど、もう少し広いのよ。デザインレビューは略してDR、日本語では設計審査と言って、設計の各段階で関係者が集まり、設計内容を評価・審査する活動よ。
補足すると、設計・製造・品質・営業など、いろいろな部門の人が参加して、多角的に問題点を洗い出します。
なるほどね! 一人で決めるんじゃなくて、みんなでチェックするってことか。
そう。
目的は、設計の段階で問題を早期に発見して解決すること。
後の工程やお客様のところで不具合が出る前に手を打つのよ。
早く見つけると何がいいんですかぁ?
設計の早い段階で直せば、直す手間も費用も少なくて済むわ。
完成してから見つかると、作り直しで大きな損失になるでしょう。
一方で、DRは設計の複数の節目で繰り返し行われ、次の段階に進んでよいかを判断します。
早めにみんなで見て、問題があれば設計のうちに直す。
あたしが新メニュー出す前に店長にチェックしてもらう感じだね!
いい例えね、こむぎさん。
試作の前に問題に気づけたら安心でしょう。
デザインレビューは設計段階での早期発見、ですねぇ。
そのとおり。
試験では「DRは設計審査で、設計段階で問題を早期に発見・解決する」という点が問われるわ。
確認クイズ
デザインレビュー(DR)の目的として最も適切なものはどれですか。
- 完成した製品の販売価格を決めること
- 設計段階で問題を早期に発見・解決すること
- 製造した不良品を廃棄すること
- 従業員の勤務評価を行うこと
こたえを見る
正解: 2. 設計段階で問題を早期に発見・解決すること
正解は2。デザインレビュー(DR、設計審査)の目的は、設計段階で問題を早期に発見・解決し、後工程やお客様での不具合を防ぐことです。