新製品開発とデザインレビュー(DR)

設計内容を関係者で審査し、問題を早期に発見・解決するデザインレビュー(DR)。その目的と意義を学びます。

新製品の品質は、設計の段階で大きく決まります。設計内容をみんなで審査し、問題を早く見つける活動がデザインレビュー(DR)です。その目的を確認しましょう。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

先生ぇ、「デザインレビュー」ってデザインを見る会議ですかぁ?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

近いけれど、もう少し広いのよ。デザインレビューは略してDR、日本語では設計審査と言って、設計の各段階で関係者が集まり、設計内容を評価・審査する活動よ。

青木 澪(普段) 青木 澪

補足すると、設計・製造・品質・営業など、いろいろな部門の人が参加して、多角的に問題点を洗い出します。

日野 こむぎ(笑い) 日野 こむぎ

なるほどね! 一人で決めるんじゃなくて、みんなでチェックするってことか。

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

そう。
目的は、設計の段階で問題を早期に発見して解決すること。
後の工程やお客様のところで不具合が出る前に手を打つのよ。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

早く見つけると何がいいんですかぁ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

設計の早い段階で直せば、直す手間も費用も少なくて済むわ。
完成してから見つかると、作り直しで大きな損失になるでしょう。

青木 澪(普段) 青木 澪

一方で、DRは設計の複数の節目で繰り返し行われ、次の段階に進んでよいかを判断します。

日野 こむぎ(笑顔) 日野 こむぎ

早めにみんなで見て、問題があれば設計のうちに直す。
あたしが新メニュー出す前に店長にチェックしてもらう感じだね!

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

いい例えね、こむぎさん。
試作の前に問題に気づけたら安心でしょう。

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

デザインレビューは設計段階での早期発見、ですねぇ。

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

そのとおり。
試験では「DRは設計審査で、設計段階で問題を早期に発見・解決する」という点が問われるわ。

確認クイズ

デザインレビュー(DR)の目的として最も適切なものはどれですか。

  1. 完成した製品の販売価格を決めること
  2. 設計段階で問題を早期に発見・解決すること
  3. 製造した不良品を廃棄すること
  4. 従業員の勤務評価を行うこと
こたえを見る

正解: 2. 設計段階で問題を早期に発見・解決すること

正解は2。デザインレビュー(DR、設計審査)の目的は、設計段階で問題を早期に発見・解決し、後工程やお客様での不具合を防ぐことです。

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