お客様の「こうしてほしい」という要求を、測れる技術特性へと翻訳していく手法が品質機能展開(QFD)です。要求を設計へ確実につなぐ仕組みを学びましょう。
先生ぇ、「品質機能展開」って長い名前ですけどぉ、どんなものなんですかぁ?
長いわね。品質機能展開は英語の頭文字でQFDと呼ぶわ。
お客様の要求品質を、製品の技術特性へ体系的に変換していく手法よ。
補足すると、「軽くて丈夫がいい」といったお客様の言葉を、「重さ何グラム」「強度はどれくらい」といった測れる技術特性に置き換えていきます。
なるほどね! お客様の「美味しくして!」を「甘さは砂糖何グラム」に変える、みたいな感じか。
いい例えね、こむぎさん。
要求そのままでは設計に使えないから、測れる形に変換するの。
その対応関係を整理するのが品質表というマトリクスよ。
表を使うんですねぇ。
なんで表なんですかぁ?
お客様の要求と技術特性を縦横に並べて、どの要求がどの特性と関係するかを一目で分かるようにするためよ。
抜け漏れを防げるの。
一方で、QFDを使うと、お客様の声を設計に確実に反映でき、後戻りの少ない開発ができます。
お客様の「ほしい」を、作れる形にきちんと翻訳するってことだね!
そのとおり。要求品質を技術特性へ展開する、これがQFDの核心よ。
要求品質を技術特性へ、ですねぇ。
覚えましたぁ。
ええ。
試験では「QFDは品質機能展開で、要求品質を技術特性へ変換・展開する手法」という点が問われるわ。
確認クイズ
品質機能展開(QFD)の説明として最も適切なものはどれですか。
- 完成品を抜取検査して合否を判定する手法
- お客様の要求品質を技術特性へ体系的に変換・展開する手法
- 工程のばらつきをグラフで管理するだけの手法
- 従業員を教育するための手法
こたえを見る
正解: 2. お客様の要求品質を技術特性へ体系的に変換・展開する手法
正解は2。品質機能展開(QFD)は、お客様の要求品質を測れる技術特性へ体系的に変換・展開する手法です。品質表(マトリクス)を用いて要求を設計へ反映します。