仕事の状態を管理するには、何を測るかを決める必要があります。結果を見る管理点と、要因を見る点検点の違いを整理しましょう。
先生、“管理項目”と“点検項目”って似てるけど、何が違うの?
混同しやすいところね、こむぎさん。
まず、仕事の状態を管理するために選んで測る項目を管理項目というの。
この管理項目は、見る対象によって二つに分けられるのよ。
補足すると、結果を見る項目が“管理点”、その結果を生む要因を見る項目が“点検点”です。
けっか系と、よういん系なんですかぁ? ちょっと難しいのぉ。
具体例で考えましょう。
料理でいえば、出来上がった味そのものが管理点、つまり結果系。
火加減や塩の量が点検点、つまり要因系ね。
なるほどね! 味は結果で、火加減はその原因ってことか。
すごく分かりやすい!
工場だと、不良率や寸法のばらつきが管理点、加工温度や圧力が点検点にあたるわ。
結果系はうまくいったか、要因系はうまくいく条件が保たれているかを見るの。
両方見ないといけないんですねぇ?
そうよ。
結果だけ見ていても、悪くなった原因は分からないもの。
要因を点検しておけば、結果が悪化する前に手を打てるの。
一方で、担当者は主に自分の工程の点検点を、管理者は結果である管理点を重点的に見る、という役割分担もあります。
いい補足ね。
試験では“管理点は結果系、点検点は要因系”の対応がそのまま問われるから、しっかり覚えてね。
確認クイズ
管理点と点検点の組み合わせとして正しいものはどれですか。
- 管理点は要因系、点検点は結果系
- 管理点は結果系、点検点は要因系
- 管理点も点検点も結果系
- 管理点も点検点も要因系
こたえを見る
正解: 2. 管理点は結果系、点検点は要因系
正解は2。結果を見るのが管理点(結果系)、要因を見るのが点検点(要因系)です。両者は結果と原因の関係にあります。